電動自転車を購入しようとしている時や購入はしたが良く分かっていない事のひとつに、
バッテリーの扱い方があげられると思います。結露や自然放電など…。
お問い合わせ頂いたメールに、こちらからの返信の内容を載せてみますので、ご覧頂いた方の参考になればと思います。
ご質問の主旨はバッテリーの保管についてですが、バッテリーのみ室内保管する場合、車体カバーはした方が良いのかと言った事も…。以下に。
まずバッテリー自体の特性のお話として、
自転車に装着したままで、戸外保管するとします。
外気温が低いとバッテリー自体が冷えるため、
この時期(いまは12月下旬です)の朝早い時間や深夜などは、
走行開始後1〜2分位はバッテリー自身が本来の出力を発揮できない場合があり、
この間に「なんかチカラがない」とお感じになるかもしれません。
ただし、この場合でも電気が流れることでバッテリーが温まれば、
通常通りの働きをしてくれます。
このような事を避ける為に、
バッテリーを車体から外して室内保管していらっしゃるのだと思います。
また、寒いと自然に放電してしまい易いこともあるかと思います。
このことは自動車やオートバイにも当てはまります。
もうひとつの結露についてですが、
バッテリーに限らず、この季節は結露があらゆるものに発生します。
前途のように、走行直後のバッテリーが温かい状態で室内に持ち込むのであれば、
内部に結露が発生しにくくなるでしょう。
逆に夜間など寒いときの数時間戸外にあったものを室内に持ち込めば、
結露は発生し易くなると言えるでしょう。
等と不安を煽るような事を書いてしまったかも知れませんが、
お使いのバッテリー(ヤマハ系リチウムイオンバッテリー)は、内部が二重構造になっており、
外気温の影響が出にくい構造を取っています。
それでも絶対に結露させたくないこととは思いますが、
どうするのが最善かというのは、
お使いになられているそれぞれで条件が違ってしまうので、
決定的なことはひとつではないと思います。
バッテリーを外して室内保管するのであれば、
いきなり暖かすぎる所に持って行ってしまわない事でしょう。
バッテリー自体が冷え切っていれば尚のことです。
逆にずっと車体に着けたままであった場合は、
朝早い時間に走り始めてパワー感がちょっと弱いかなと思っても
これはバッテリーの特性であるということが分かっていれば、
余計な心配はせずにすむかとも思います。
ちょっと大げさですが、
四季の変化豊かな日本の一流メーカーが製造した品物です。
想定できることのテストはかなりやっています。
自転車を大切に思って頂けるお気持ちは私達もとても嬉しく思いますが、
余り神経質になりすぎても、お客様ご自身が疲れちゃいますから、
氾濫する情報に惑わされすぎないようにしてくださいね。
取扱説明書に記載されていることを実行していただければ、
お客様ご自身は「ちゃんと」使っているといえると思います。
こちらに寄せられるご意見の中に、
バッテリー内の結露が原因で故障した例は今までのところありません。
最後に、車体カバーについてですが、
電動だからかけた方が良いと言う訳ではありません。
普通の自転車にも同じように車体カバーをかけてあげた方が良いと言えます。
「上」から降ってくる雨などに対してはちゃんと対策されていますので、
仮にバッテリーを外したまま端子が濡れてしまっても直接故障にはつながりませんが、
濡れたままの状態でバッテリーを装着してしまうのはショートの原因になります。
このような時は、乾いたタオルなどで端子周辺の水気を取ってから装着してください。
車体カバーをかけておけば、このような手間は無くて済むかも知れませんが、
一応確認してから装着した方が間違いが無いでしょうね。
以上のような感じですが、
補足説明として、外気温が摂氏0℃以下のときと40℃以上のときには、バッテリーの保護機能が働いて電流量に制限をかけるようになっています。北のほうだと今の時期でも0℃以下になることはあるかも知れませんから、そんな時はこのような機能が働いているのだと思って頂けると思います。説明の最初のほうに「走り始めてパワー感がちょっと弱いかな」と記載してあるのはご覧下さったかと思いますが、これは上記のアシスト制限によって、バッテリー自体を保護しているからです。電気が流れて熱が発生すれば、問題なくチカラを発揮してくれます。
何か知りたいことが御座いましたら、とりあえずご質問ください。
可能な限りお答えしたいと思いますが、意地悪はご勘弁くださいましな。

